2015年04月01日

ニヌファブシ=北極星

三線サークル名についてご質問がありました~。

「ニヌファブシ」とは北極星のことを指します。
漢字をあてはめると「子の方星」となります。

昔は方位や時間を十二支で表していました。

十二支の方位と時刻

上の図を見ると、北にあたる方角が「子(ね)」にあたります。
これを沖縄の言葉にあてはめたのが、「ニヌファブシ」になるんですよおすまし
ちなみに「草木も眠る丑三つ時」は、時刻の読み方にあてはめて「午前二時」頃となります。

北極星は、北半球にあって夜空の中で動きがないと言われています。
そのため、夜に船を漕ぐ漁師さんなどは、北極星を目印にしていたようですね。

沖縄の民謡「てぃんさぐぬ花」にも次のような歌詞がでてきます。

夜(ゆる)走(は)らす船(ふに)や
 子(に)ぬ方(ふぁ)星(ぶし) 目当(みあ)てぃ


【意味:夜(海原を)走る船は、北極星を目当て(に航海をする)】

自分が住んでいる札幌も開拓時代に北極星をトレードマークにしたと言われています。
先日書いた記事のサッポロビールの星は、まさにその名残ですね。

自分の心に「北極星=ぶれない目標」をもって、すすんでいきましょう。
そういう意味をもって、サークル名につけてみました~♪

さて、そこで今度は「ニヌファブシ」がなぜ「子の方星」と読むのか?
そんな疑問がでてきますよね。

沖縄の言葉「うちなーぐち」は、ある法則を用いると、結構読めてしまうのです。
次回は、そんなお話をしていきましょうね~ニコニコ

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ニヌファブシ=北極星


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